大丈夫!?見逃すと事故につながる機器更新時期について!

 


【セーバー通信 2021年7月Vol.34】
〜持続可能な快適環境をめざす設備事業のプロフェッショナルとなる〜


いつもセーバー技研をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

7月も終わりに近づき、外は猛暑が続いております。
毎日エアコンを使用していたらある日突然故障してしまった。。。
なんてご経験ありませんでしょうか?
エアコンに限らず機器の故障が発生しやすくなる時期は決まっています
キュービクルも例外じゃありません!

ということで、今回は機器予防保全や対策についてを、
      3回に分けて徹底紹介!!
させていただきます!

機器の故障が発生しやすくなる時期とは⁉
下記バスタブカーブにある通り、摩耗故障期に入ると、
機器の故障する確率が急激に上がります。そのまま使用を続けていると、
突然下記写真のような機器老朽化による事故が起こり始めます。


このような状態になってしまうと、正常な動作が出来なくなり短絡事故(波及事故)に至る危険性があります。
外観に問題はなくても、突然故障してしまうのです!

突然の故障、短絡事故、波及事故防ぐには?
ずばり、予防保全が重要となってきます!
保守点検による保全で使用可能な時期内にある、更新推奨時期に機器を更新することにより、得られるメリットは安全性だけじゃありません。

予防保全 4つ のメリット

  1. 安全性
    突然の故障、それによる波及事故を予防します!
  2. 省エネ対策
    より効率的なエネルギー利用をする最新機器の導入で
    省エネ対策ができる!
  3. 信頼性の向上
    寿命が来る前にゆとりをもって機器更新をすることで、
    故障率を減らし、信頼性が向上する。
  4. メンテナンス性向上

また、機器の機種ごとに更新推奨時期は異なり、詳細は下記の表のとおりです。

そういうことならさっそく機器更新してみよう!
という皆さんに更新工事における注意事項を3点ほどお伝えさせていただきます。

  1. 既設機器の仕様確認と更新機器の手配
    更新に合わせ、容量アップ等で仕様変更される場合もありますが、
    既設品のメーカ名、形名、定格などを確認し現行の製品から選定ください。
  2. 互換性の確認
    更新の場合、新旧の外形寸法と取付寸法、制御回路結線が異なる場合がありますので、寸法比較等の資料を事前に準備しておくと、現場での作業がスムーズに進みます。
  3. 工事作業のチェック
    機器の置き換えが完了したら、配線チェックを行い試験に入ります。

機器の更新はどうやってするの?
更新機器選定のために何の情報が必要なのか、どこを見ればその情報がわかるのかをまとめております!

★検討を進められる方は、必要情報をご確認の上、
こちらまでお問い合わせください!

今回、第1回目は下記3点についての情報をご提示させていただきます。
第2回、第3回も追って配信予定です♪

  1. 配電用変圧器(TR)
  2. 保護継電器(OCR、GR、DGR)
  3. 高圧真空遮断器(VCB)

1.配電用変圧器(TR)更新推奨時期:20年

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2.保護継電器(OCR、GR、DGR)更新推奨時期:15年

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3.高圧真空遮断器(VCB) 更新推奨時期:20年

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いかがでしたでしょうか?
外観だけでは判断できない機器老朽化に対し、対策ができていないと、
突然の故障から、短絡事故にまで発展する危険性が顕在しています。
そんな不安全状態を続けるよりも、しっかりした予防保全で、
省エネ対策やメンテナンス性、信頼性の向上などのメリットを
巻き取っていく方がお得ではないでしょうか?

ご興味のある方は、必要情報をご確認の上、
こちらまでお問い合わせください!

お問合せはこちら👇


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