インタビュー #03
「これ、俺がやったんや」と思える瞬間は、この仕事ならではのやりがいだと思います。
2015年入社 K.S.さん
施工管理
学生時代、特にやりたいことがなかった僕は、就活のとき「何をするか」よりも「誰と仕事をするか」が大事なんだと思うようになりました。
だから、合同説明会に参加したものの、最初はどのブースも回らず帰ろうかなと思っていたんです。
そんなとき、学上ナビのお兄さんに「元気な中小企業があるから、行ってみたら?」と勧められて訪れたのが今の会社でした。
説明会の後、Sさんと少し話して、そのまま1次試験を受けることに。実は他にも5社ほど内定をもらっていて、学科テストがあるような会社は避けて、面接重視の会社ばかり受けていたんです(笑)。そのおかげで、ポンポンと進んで内定をもらえた感じでした。
でも、セーバー技研の2次選考に進んだタイミングで、「もう他は全部辞退してここにしよう」と決めました。 最終選考者食事会でSさんや他の社員の方と話したとき、「この人たちって、入社後も裏表がなくて、このままの雰囲気なんだろうな」と感じて、「面白そうな会社だな」と思いましたね。
就活生って、企業のことをよく調べるけど、実際に入社してみたら説明会で感じた雰囲気と全然違うことがあって、そのギャップで辞める人も多いと聞いていました。そんな理由で辞めるのはもったいないし、この会社はそういう心配がなさそうだと感じたのも決め手でした。
現場監督の仕事は、最初は慣れるまで本当に大変でした。自分で直接ものを作ったり組み立てたりするわけではなく、「こうなってほしい」というイメージを職人さんに伝え、それを形にしてもらう仕事です。
その「伝え方」が最初はとても難しくて。職人さんの知識や経験には及ばないし、細かいところをうまく伝えられないことが多かったですね。
さらに、お客さんや上司からのプレッシャーもあって、「最初の数年は本当にしんどかった」と感じていました。
でも、楽しさや達成感も大きい仕事です。自分で段取りを組んで、それが思い通りに進んだときは、「テトリスが完璧にハマった!」みたいな快感があります(笑)。そして、完成した建物を見て「これ、俺がやったんや」と思える瞬間は、この仕事ならではのやりがいだと思います。
もっと言うと、現場監督の面白さは、普段は入れないような場所に行けること。例えば集中治療室やペットショップの裏側など、ちょっと特別な体験ができるのも魅力ですね(笑)
課長職まで上げてもらったので、いずれはもっと上のポジションを目指したいですね。
知識や資格をもっと増やして、設備工事や建築にも取り組めるようになりたいです。最近はSさんと「建築を含めた設備工事をやれないか」と話したりもしてます。
目標としては、部下を10人くらい持つチームを作りたいですね。部下を育てて、その子たちが現場を回せるようになれば、自分も少し楽できるかなって(笑)。
でも、ただ楽したいわけじゃなくて、自分自身も成長しながら、尊敬される存在になりたいと思っています。
「あいつに任せておけば大丈夫」と思われるような存在を目指してます。
この会社の一番の魅力は、やっぱり人の温かさだと思います。新しく入った人も、人間関係で悩むことは少ないと思いますね。
そこがこの会社の一番の長所であり、大事なポイントだと感じています。 ただ、担当業務に関して言うと、やっぱり残業が減ればもっといいなと思います。建設業界全体が長時間労働のイメージを持たれていて、17時半に作業が終わってもその後に事務処理があったりして、どうしても残業が発生しがちなんです。
でも、セーバー技研はそこを少しずつ変えようとしています。 例えば、人数体制を見直したり、働き方の仕組みを改善したりして、残業を減らす取り組みを進めれば、もっと若い人たちが建設業に興味を持ってくれるんじゃないかと思います。業界全体にブラックなイメージがあるのは事実ですが、少しでもそのイメージを払拭できたらいいなと思っています。
まだ知識が足りてないので、勉強しなきゃなと思っています。
正直、勉強はめちゃめちゃ嫌いなんですけど(笑)、資格を取って部下を育てられるようになりたいですね。目指すのは、10人くらい部下を持つような施工管理チームを作ることです。それくらいの規模になれば、施工管理会社として形になってくるんかなと思います。
今いる子たちを育てつつ、さらに毎年1~2人くらい新しいメンバーが入ってきて、その子たちも育てられたら、僕自身も楽できるようになるかなと思ってます(笑)自分の代わりに動いてくれる人材をひたすら育てて、彼らがしっかり仕事をしてくれたら、「ボスは働かなくてもいいんじゃないか!」とか思ったりして(笑)いや、やっぱり働かないとダメですね(笑)でも、そういうチームを作るのを目指しながら、自分自身も一緒に成長していけたらいいなと思っています。
もちろん、ただ楽をしたいわけじゃないですよ(笑)
現場管理や施工管理って、ブラックな職業として見られることが多く、抵抗を感じる人もいると思います。
でも、僕が言えるのは、どんな仕事でも大変な部分やしんどさは必ずあるということです。だから、「建設業だから特別大変」という考えは抜きにして、どんな仕事にもやりがいや面白さがあるんだと思って、その部分に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
セーバー技研は、働き方や休み方を見直して、新しい人たちが入りやすい環境を整えています。まだ課題はありますが、「働きやすい建設業」を目指して取り組んでいる会社です。興味があれば、ぜひ一度話を聞いてみてください。
建設業界には意外と奥深くて面白い部分がたくさんありますよ。 また、負担を一人で抱え込まず、分担しながら働ける環境を整えようとしているので、建設業界を離れた方にも挑戦しやすい環境を作っています。ぜひ、そんな会社の姿勢を知ってもらえたらと思います。
上司のSさんは、知識量が多く、物おじしない性格で、よく喋る(笑)さらに熱い人ですが、頑固ではなく、部下の意見を聞いてくれることが多いです。まさにハイスペックオールラウンダーで、話せる・聞ける・こなせる、といった感じです。
正直、僕ももっと頑張らないと、この人には追いつけないなと思います。でも、この前初めてゴルフのスコアで勝ちました(笑)
コミュニケーションもよく取ってくださいます。
良くも悪くも大雑把なところがありますが、細かいところをグチグチ言わないのは、逆に良いところだと思います。一方で、”どうなのかな”と思うところもありますが、そこを含めてバランスが取れているのかもしれません。
Sさんは知識欲の塊のような人で、会話の引き出しが多く、初対面の人でも話を続けられる、深い人です。自分もこんな風になりたいなと憧れます。 仕事の進め方でもポイントをしっかり押さえていて、それを見て「自分も大事にしないと」と思い、見習っています。性格は自分とは真逆ですが、だからこそお互いを尊重し合える関係です。たまに喧嘩もしますけどね(笑)でも、本音で話せる相手だと思っています。
Sさんには怒られるかもしれませんが、正直あまり”上司”とは思っていなくて、一緒に走り抜けてきた”戦友”みたいな存在だと感じています。もちろん、上司は上司なんですけどね(笑)
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