もう変更済ですか!?水銀ランプ~補助金情報有り!!~

 


【セーバー通信 2021年5月Vol.17】
〜持続可能な快適環境をめざす設備事業のプロフェッショナルとなる〜


いつもセーバー技研をご愛顧頂き誠にありがとうございます。

2020 年 12 月 31 日から
一般照明用の高圧水銀ランプの製造、輸出及び輸入の禁止措置開始

2017 年 8 月に「水銀に関する水俣条約」が発効し、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」が施行されました。
一部の特定水銀使用製品については、その製造、輸出及び輸入を禁止する措置が 2018 年1 月 1 日から始まっています。

2020 年 12 月 31 日から開始される規制により、一般照明用の高圧水銀ランプの製造及び輸出入は、その水銀含有量にかかわらず原則禁止※となります。
※ 2021 年以降も、一般照明用の HID ランプのうちメタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、バラストレス水銀ランプの製造・輸出入は可能です。

大手メーカーも蛍光灯や水銀灯の生産終了を発表

Panasonic  2019年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
三菱電機     2019年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
岩崎電気  2018年9月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了
東芝    2017年3月に全ての蛍光灯照明器具の生産終了

蛍光灯器具の生産終了にあたり、蛍光灯の生産・販売も減少傾向にあります。

一般照明用の高圧水銀ランプの使用場所

公園、商店街、道路などの屋外や、スポーツ施設、体育館、工場などの高照度が必要な場所で使用されています。

高圧水銀ランプの見分け方

製品本体、パッケージ及び取扱説明書に、水銀を使用している旨が表示されている場合があります。
製品本体などに表示がない場合も、製品のウェブページやカタログ等で御確認が可能です。

高圧水銀ランプの適正処分

高圧水銀ランプの廃棄の際は、廃棄物処理法に沿って適正に処理してください。
収集・運搬業者、処分業者については、産廃情報ネットの「さんぱいくん」(処理業者検索サイト)や「優良さんぱいナビ」(優良認定業者検索サイト)などを御活用いただけます(https://a.k3r.jp/savergiken/5126C38099J7)。

御不明な点があれば、各地方自治体の産業廃棄物担当課へお問い合わせください。

照明LED化のメリット

1.    省エネ性アップ!!(消費電力 水銀灯の約1/4)

2.    長寿命(水銀灯の約5倍)

3.    自然光に近い演色性!

4.    低誘虫

5.    瞬時点灯・消灯

6.    水銀フリー!

10年経ったら黄信号
15年経ったら赤信号!

外観だけでは判断できない器具の劣化が進んでいます。
安心と安全のため照明器具には寿命があります!
「ランプを交換すれば、照明器具はずっと使える」と考えるのは間違いです。

ランプ以外の照明器具の部品も、使用年数に伴い劣化します。
一般に、使用年数が15年を過ぎると、故障率が増えて、続けて使用するには危険が伴うのでただちに交換することを推奨します。

安全のため、お使いの照明器具の適正交換時期を考慮いただき、ランプのみの交換ではなく照明器具のお取り替えを、ご検討くださるようにお願いします。

補助金情報

【LED照明等節電促進助成金(東京都中小振興公社)】

▼詳細はこちら
https://a.k3r.jp/savergiken/5126C38099J8

助成対象事業者
東京都内で製造業を営む中小企業者及び中小企業団体
※製造業以外の方はご応募いただけません。

また申請の際には、以下のいずれかの診断を受けていることが前提条件です。
(1)公社が実施する節電診断
(2)クール・ネット東京が実施する省エネ診断(クリックで外部サイトに移動します)
(3)クール・ネット東京が実施する「地域の多様な主体と連携した中小規模事業所省エネ支援事業」において、省エネサポート事業者が交付決定を受けて実施する省エネコンサルティング(クリックで外部サイトに移動します)

助成対象経費
要件に該当する工場において、下記の節電対策設備(付帯設備を含む)の購入および設置に係る経費
(1)LED照明器具(既存の照明器具を交換する場合に限る)
(2)デマンド監視装置
(3)進相コンデンサ
(4)インバータ

助成率
助成対象経費の1/2以内

助成額
助成上限額 1,500万円(下限額 30万円)

申請方法
事前予約による対面受付

【事業所用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成(中央区)】

▼詳細はこちら
https://a.k3r.jp/savergiken/5126C38099B00

助成対象者
区内に事業所を有する中小事業者等(一般社団法人等の法人および個人事業者を含む)で、当該事業所に対象機器を導入するもの。
ただし、令和4年3月31日までに機器等の導入および支払いを終え、区に導入完了報告をすること。

LEDランプ
助成単位
導入費用の50%

限度額
500,000円

本日も読んで頂き誠にありがとうございました。

 


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